福岡での仮住まいでは毎朝フローリングワイパーからの玄関の三和土を拭く所までほぼルーティン化。
窓からの土埃は黄砂やPM2.5のピークが過ぎたのもあってか、シートの汚れ方も先月までに比べるとかなり軽減した気はする。厳密にはワイパーでなくしっかり雑巾がけしないと汚れは残っているのだけど、そこまでは毎日ではなく余力と時間のある時だけ。サッシの汚れや窓、玄関の外廊下も同じく。がんばりすぎないところで抑えておくのが習慣化のコツ、とやや言い訳がましいけど今の自分のレベルだとそんなとこ。
ベランダに置いたペールの虫よけにと先月車で東京から持ってきた月桃のうち、在り合わせの鉢が小さくてキツキツに育ってしまったのを、春先球根を植えていた鉢を空けて移し変える。まだ花を咲かせたことはないけれど枯れてしまった葉もなかなかいい匂い。
去年冬枯れしたのを放置していたら思いがけず春先になって芽を伸ばしてきた茶碗蓮。施肥のことはすっかり忘れていたのでこれも花は咲かないだろうけど、これもいい感じに育っている。
すでにボウフラがいるようなのでできればメダカも投入したい。この辺でどこかいい入手先はないかと探している。
一方でこの物件もそこまで長居にはならないという心づもりもあって、次の引越を考えるとあんまりここでそういうこと始めてしまうのもどうなのかという若干の躊躇もあったりで。
さて母の入院日。迎えに行ったクルマに叔父の法事で先週から来てくれていたR子さんのキャリーケースも載せて病院へ。入院手続きの後、病棟へ移動して医師からの説明も3人で聞く。
血液透析か腹膜透析のどちらかの選択。血液透析は週に3回で1回5時間ほど。腹膜は通院は月1回でいいけれども透析液の交換を日に3回自分でしなくてはならないとのこと。腹膜を選択したとしてもいずれは血液透析に移行することにはなるらしいが、一旦血液透析をしてしまうとそこで腎臓は機能しなくなってしまうので途中から腹膜透析にすることはできないという話。今この場でどちらか即決ではないけれど、どちらにするかによってそれぞれ手術をした上で透析開始に備えるための入院。なお、血液透析のための血管手術をしてから透析開始までは2週間空けなくてはいけないらしい。
おそらく母は自分で処理する腹膜透析よりも血液透析の方を選択するだろう。母のしたいようでいいとは思うけれど、どっちにしたって今後の生活はこれまでよりも制約を受けることになるだろう。透析で今の身体の倦怠感が少しでも軽減されるならとは思うけれども、他にも糖尿やらなんやらのリスクもあればいつ何があっても不思議ではない。病棟入口でR子さんとハグして別れたときの母はなんだかもう目が潤んでいた。
その足で空港に向かい、R子さん見送り。母に比べればまだまだ元気そうに見えてもR子さんだって同じ年齢で数年前には婦人科のがんの手術もしたし、さすがにあちこち不具合が出ている。飛行機での移動だってそう遠くない時期には厳しくなることは間違いない。帰ったらきっとどっと倒れこんでいるのではないだろうか。
R子さんの便が離陸するよりおそらく先に仮住まいに帰着。私も翌日の便で一旦調布の借家へ。
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