ようやくの入院見舞い。

日々のぼやき

まさか本当に引越したすぐ翌月また機上とは。てことで今朝の便で東京へ。

端から諦めていた歌舞伎座猿若祭昼の部の「きらら浮世伝」、ひょっとして行けるかと幕見チケットの発売時間にサイトで待機して席指定まではできたのに、決済画面へ移る前に売り切れ。

一応は夫の退院後の世話という名目での上京。さすがにそこまでおいしい目には合わせちゃくんないか、ときっぱりさっぱり諦めて、一路バスにて新宿へ。

一昨年まで20年通勤してて土地勘あるはずの自分ですら、新宿東西の再開発での景色の変わりっぷりに、特に地下は迷路のようで方向を戸惑ってしまう。

どこでお昼にしたもんかと少し迷ったけど、キャリーケースでするっと入れそうな店でちょうど昼時でもそこまで混んでいない店ってことでエルタワーのねぎし。

最近食欲リミッターが外れているのでぺろりといってしまう。

ブックファーストで少し買い物してバス広場から病院へ。

夫、病棟のエレベーターまで歩いて迎えにくる。歩行も問題なければ呂律が回っていないわけでもなく見た目には全然問題なさそうだけど、箸がうまく使えなかったり字がうまく書けなかったりでリハビリと称して小学生のドリルのようなものが渡されていた。字が汚くて読めないのは別に脳梗塞前と大して変わらないんだけどなぁと私は思う。

私もずっと東京にはいられないので退院後の自宅療養は新幹線で福岡に来てもらうことに。飛行機での移動はだめなんだそう。自動車の運転はもちろんバイクもだめ。これが一番本人には痛いことだろう。

そして何より今後の仕事がどうなるのか。長く同じ場所を一人で受け持っていたせいで、他に担当できる人がいないというのも困ったことだけど、会社側からは復帰後は今後もこれまでと同じ調子で働けるものだと思われている節がある、というぼやきを小一時間ほど。

なるようにはなるし、なるようにしかならない。一番いいと思う方向を選べば、たぶんそれでなんとかはなる。最後は本人が今後どうしたいかの気持ち的な問題なんだろうと思うし、自分もそれに合わせて最善を探るだけ。

そのあと同じ区内在住の母の同級生のR子さんと夕飯でもと思っていたら先方に急な仕事が入ったそうでお流れ。ちょうどきた新宿に戻るバスに乗って寄り道せず新宿から京王線。

夫の部屋は先月時点からの自分の想定よりは片付けが進んで、壁一面に積まれていた段ボールも8割くらいは減っていた。変われば変わるもん。

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