九月の夕立。

日々のぼやき

片道4㎞の自転車移動も1週間めになるが、昨日気まぐれに使ってみたルートが高低差少なめで楽だったのに味をしめて今日もそっち経由。河原に屯す白鷺。

この日は午後からの用事で時間帯悪く、帰りがっつり夕立にあってしまう。ある程度若い人なら絵になることもなくもないかもだけど、還暦間近に控えたおばさんがカッパもなしの全身濡鼠でママチャリ漕いでる姿など見られたもんではないなぁと自分でも思う。見られたもんではないのは分かっているんだけど、ある程度濡れてしまえばもはや雨宿りもしゃらくさい気分。ココロの中であひゃひゃひゃ馬鹿みたいに高笑いしながらしゃかしょことペダルをこぎ続け、赤信号の交差点ではずぶ濡れですけどそれが何か?みたいな顔で信号待ち。もしこんな人見かけたら自分だったら遠巻きにして近寄らない。

でもきっと自分って、これから先もずっとこんな風で、生きてっちゃうんだろうな、とも思った。たぶん世間一般で見てあまり近づきたくないと思うような人のまま、最期まで押し切ってしまうんだろう。別にもうそれでいいと思う。てかそもそも自分は自分に対してどういう自分であることを期待していたんだろう?

自転車生活はいつまで続くのか。ともあれ急勾配なしルートの途中にはワークマンプラスもあった。今日はあまりにもずぶ濡れすぎてさすがに店内に入るのも憚られたけど、今度レインウェアでいいのがあったら買っておこう。

玄関からそのまま風呂場に直行。夕飯は昨日レンジで1合炊いて三等分にしておいたごはんに、お昼に作ったカレーの残り。最近一人の時はもっぱらルーは使わず玉ねぎとトマトと何かのたんぱく質系を炒めて煮詰めたところにクミン、カルダモン、ターメリック、ココナッツパウダー、ほか塩分。人には出せないカレーの匂いのする謎飯と呼ぶ方が正確な代物。

読みかけだった「百年の孤独」。たぶんまだ45年分くらいのところまでの読みかけが、この雨ですっかりページがぼわぼわにふやけてしまった。他所から借りた本ではないだけよかった。

同じ名前を世代間で繰り返す上に家族関係も斜線を描くように狂った交配をするものだから、登場人物が誰を指しているのか混乱する都度数ページ前に戻って読み直したりしながらなもんだから、読み始めて数日経過しているのになかなか先へ進めない。

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