夕闇がんだむ。

日々のぼやき

母の入院は当初1ヶ月を予定していたはずだった。入院後1週間にシャント手術、そこから2週間様子見してからの透析開始および退院という話だったのが、早めに退院してもいいと言われた旨母から電話を受ける。

手術から2週間は透析は開始できないということだから最低でも2週間の入院にはなるつもりで多少予定組もしていたこともあり、手術から2週間経過の退院で調整してみてはという話をしてその時は話は終わったのだけど、その次連絡が来た際には退院は5日、自分が福岡に着いた翌日で確定していた。しかも透析開始は8月半ばの再入院以降まで引き延ばしと、これまで聞いていた話とかなり違う。

透析開始にならない以上食事制限は継続しなくてはいけないのだが、そういう我慢をできないがゆえのこの体たらくあり、腎機能6%まで落ちて倦怠感がどうにもならないというので今回の入院になったという次第なのに、退院させてしまえば食事管理ができるわけもなくそれで大丈夫なのか。自分的にはいろいろ疑問符だらけなのだけど、それで決まりましたとLINEが来ただけで詳細はなし。

ここであれこれ聞いても不機嫌になりそうな母なので、とりあえずLINEが打てるくらいには手術後の利き手も回復しているのねと思って話は行ってから聞くことにする。

雨の合間にジャングル化しつつある庭に出てみる。

数年前からこの時期ハグロトンボが、それも雌雄番?で現れるようになった。まさか同じ個体であるはずもないのだけど、今年もちゃんとなかよくやってきた。

とりあえず軸が青く光る雄の方だけ、辛うじてスマホのカメラに収めてみる。

これ以降は通り抜けのスペースを確保するという以上に夏草どもの勢いには抗うだけムダと、いよいよ不穏な状態の借家の庭へ背を向けて、さてまた福岡へと。

今月については最初の4日間だけ長男が同行。最後に家族で福岡へ行ったのは調布に引越す直前。それ以降は自分は疫病自粛期間の一番ひどかった時期を除いて毎月のように一人でくることになって、夫と次男についてはそれぞれに1,2回寄った中、彼だけはずっと来ていない記憶。なのでかれこれ10年ぶりということになる。

それだというのにゆっくりする暇もなしに、空港からバスで今の住まいに到着して荷物を置いてすぐ車で母の入院先へ行ってその翌日の退院の時間など確認。で、翌日また退院のお迎えやらなんやらで1日。

退院したその足で母の実家である従弟の家に挨拶。従弟はちょうど不在だったけれど、同じく心配してくれていたN子さんが留守番でいてくださったので仏間で線香あげて少しお茶をいただいて帰る。

さらにその足で母、浜勝でのランチを指示。同行の長男を気遣ってとかではなく、とにかくまず自分がそういうのを食べたかったらしい。「もうやっとまともな食事が食べられた!」と何度も繰り返す、あと1ヶ月で81歳末期腎不全女子。もう本人の好きにすればいい。

夕方まで実家にいて、その後長男と自分はららぽーとに寄って帰る。

せっかくだから写真でも撮ってくかと長男に便乗して常設ガンダムの広場で撮影。なんだか今更、ではあるんだけど。

日中よりもこのくらいの時間の、しかも背中の方がなんとなく絵になる気が。

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