梅雨の大宰府。

日々のぼやき

調布の借家の方の庭の隅に植えていた槿。引っこ抜いてばっさり切り詰めて福岡のベランダまで持ってきた鉢に7つ蕾がついた。2年前の外壁塗装の足場組で根本が折れて裂けめも露わというのにその夏も数は少ないけど花をつけたりと、か細く見えてもなかなかの強か者。

越してきて8か月、そうやっていよいよ自分の住処感が濃くなってきた部屋ではあるけれど、早くもまた実家近くに転居先を探さなくてはいけない気配になってきた。ここだって実家までは車で20分。渋滞ポイント3か所がなければ10分ちょっとで行けそうな気がしなくもない。バスと飛行機を乗り継ぐ調布に比べたら十分な近さではあるはずのだが。

母の腎臓透析のためのシャント手術は一昨日に済んだのだが、透析開始はここから2週間後。血管の関係から左ではなく利き手の右側でのシャントとなったことや、手術しても食生活の制限は全面解除とならないことなどなど。気落ちと先々不安になっている母と話す流れで実家同居の話になってくる。

だがしかし。そもそも現状実家でない場所にわざわざ部屋を借りて住んでいるのにはそれ相応の事情がある訳で。単に賃貸契約を解約して実家に戻る以外にもいろいろ調整が必要。

どうするにしてもとりあえずは退院後の予後の様子見。この際だからこれまで母自身の無言の抵抗で未着手だった実家の物置化した部屋をどうにかしながら考える。

さてちょうど天神さまの縁日に午前中少し時間が空いたので、1年ぶりくらいで太宰府まで車で出かける。

牛の銅像は他の場所にもあるのだけど、参道入ってすぐの場所は外つ国からの旅の皆さんが列をなしてにこにこで順番に写真を撮っていらした。

一人で来たときは寄ることにしているカフェ「MIDLE.」。別に他人に教えたくないとかではないのだけど、誰か一緒だとつい茶屋で梅が枝餅というコースになっちゃって、それでお腹いっぱいになってしまうことが多いもので。ちなみに月に一度の縁日では蓬の梅が枝餅が出る。お土産で買って帰って冷凍しておく。

菓子処「梅園」にも寄って「宝満山」とそれの干菓子版?「よろつよ」もしっかり買って帰る。宝満山はちょうど季節限定のジンジャーが出たところで少し味見させてもらった。今回はスタンダードのを買ったけど、夏の間にまた来れたら今度はそっちを買おう。

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