前記事、今回の舞台に出演していない役者の話で終わらせてしまったことを深く反省。こうゆうのよくない。「乳房榎」は勘九郎のこれでもかという早変わりに次ぐ早変わり、そしてクライマックスの本水の迫力の見応えは前に見た時の舞台に劣らず。早変わりの都度の客席のどよめき、そして通常歌舞伎の終演時には基本ないスタンディングオベーションに、息切らせてカーテンコールに応じる勘九郎橋之助。歌舞伎のおいしいとこぎゅっと凝縮の舞台。Show must go on。次の世代も育っていく。
その翌日も所用あってまた天神。長男同行。土曜の人混みと、前日からのやや長丁場めな外出続きであまり寄り道せずに帰宅。
この1月に完全に調布の借家撤収するまで一応毎月往復していたとけれども、福岡のこの辺りだけはは来るたびの浦島感。再開発はもうしばらく続きそうなので、これからもまだ当分はここいらが見慣れた景色になることもなさそう。
そもそも街中に出ること自体が最近は何かと億劫で。

今月の家を空ける予定はここまでであらかた終了して、下旬は再度ゆったりモード。
週の前半は強い雨が降ったりやんだり、時に雷と激しかったが後半には晴れて本格的に夏の日差しで聞けば梅雨明け宣言が出たらしい。早。
茶碗蓮が枯れた後の底栓付の鉢に、先日メダカの水槽から間引きして放り込んでいたオオカナダモに一輪だけ花が咲いた。その一輪だけの花も萎れて、前言通りボウフラ湧く前に片付けようかと思っていたら、今朝鉢の中で小さな針子が1匹泳いでいるのを確認。卵がついている気配もなさげで、鉢に入れる前にぬめりを落とすのに一度水で洗ったりもしたというのに、それを掻い潜っての孵化とはなかなかの根性。
とは言ってもようやく孵化したこのまだ1㎜もない針子が、これから猛暑を迎えるコンクリート打ちっぱなしのベランダしかもエアコンの室外機2台ありという過酷な環境で無事に育ってくれるだろうか。期待はできないけど、それでもやっぱり期待したくなる。
コメント