調布の借家の片付けを一気に進めるつもりだったのだけど、案の定対して進捗もなく連休含めた2週間と少しの東京滞在期間が終了。この期間冬物の選択や片付け、掃除だけは毎日そこそこにやったので散らかり感こそ薄めではあったけどモノを減らすところまでには手が回らないままでタイムアップ。来月に持ち越し。
暮れから正月以来のちょっと長めの滞在だからと3回入れた芝居見物はやはり多すぎだったかもしれない。反省して来月は歌舞伎座と博多座の昼のみの2回に絞った。特に歌舞伎座は通えるうちにという気持ちでつい昼も夜もとなってしまうけど、そもそも10年前歌舞伎を観始めたきっかけが東京にいるうちに体験しておこう、だった。そのくらい前から東京撤収をするつもりでいたのに気がつけばオリンピックを越えコロナを越えてようやく勤めていた会社をやめてからさらに1年半近く。
今回上りを車で来た以上下りも車で戻る。飛行機の往復では運びにくい大鉢他今使っていない猫トイレなどを運ぶ。これももっと、棚の1つも分解して運ぶくらいまでできればという甘い目論見もあったのだけど、結局片付けが間に合わなかった。
日程が夫の仕事都合で出発は日曜午後から。道中かなり道はすいていた。途中一泊の宿は滋賀の草津。関西圏を抜けるまでの雨も中国道に入ってからは嘘みたいな晴天になる。夕方に到着でその晩一泊だけして翌日昼の便の飛行機で帰る夫を空港まで送る。空港の駐車場が工事中で上階へのスロープ位置やターミナルへの連絡通路など去年までとすっかり勝手が違っていて戸惑う。
先月今月と車移動で横並びに座っている時間が長かったこともあって、ここしばらくないくらい夫と話らしい話をした気がしなくもない。対面より横並びの方が話は伝わりやすいみたいな話を聞くけれど、実際そういうものなのだなと思う。どういう状況を根拠にどういう方向に動こうとしているという話は自分的には幾度となくしてきたつもりだけど、理屈としてはともかく相手が腑落ちするような伝え方が自分にはできていなかったし、また相手の気持ちを感じたり聞き出そうとしていなかった訳でもないんだけど、これも対面よりは横並びでいる方がすんなり行くもののよう。
来月還暦を迎える夫は退職再雇用ではなくてこのままの延長雇用が会社で確定したということもこのタイミングに車中で知ることに。本人的には同じ会社で引き続き同じ仕事かもしれないが、再雇用と延長雇用では入ってくる収入も違うし今後の対策の条件も違う。こちらから聞かなくても確定した時点で共有しないあたり、相変わらずホウレンソウという概念はこのヒトにはない、という点もコミュニケーション不全は私側だけの問題でもないけども。
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