EGO WRAPPIN’とナオユキのライブはいつか大阪の会場で、などと以前思っていたのだが。まだしばらくは福岡から出られないとなった途端にツアーが来ると聞きつけて。
開演時間待つこと10分ほど。森さんはカウボーイハットにブーツ、ぱっつん前髪のよっちゃんは紫の、強いて言うなら中世の修道女のような、裾踏んづけてつんのめりやしないかと心配になりそうなローブの裾から、ストライプの裾を絞った道化師みたいなパンツの足を出して器用に踊る。サポートメンバーはサポートメンバーでそれぞれTシャツなり柄シャツなり白シャツなりカウカウの伊勢丹包装紙ジャケットみたいなのだったり。後でその伊勢丹ジャケットにサングラスの人が、以前TWITTERに上げてたピタゴラスイッチみたいな動画投稿に嵌ってこれまたいつかLIVEにと思って果たせずにいたTUCKERさんであったこと判明。また思わぬところで叶ってしまう。
で、その統一感ない出立に、一体どういう世界観…とか考える間もなく曲が始まるともうよっちゃんの声に一気に引き込まれて、逆に衣装の統一感のなさなどどうでもいい、というよりもむしろそれがこのユニットのいい雰囲気を醸してさえいるかのよう。
「春らしいこと何かしました?」とよっちゃんに振られて森さんが「自分らしさすらいまだに分からんというのに、春らしさ」と返すのがまたなんか、自分的にはなんかじわじわとくる。トランペットの市原さん(よっちゃんの大学の先輩だそう)は庭の山菜採りの話からそういえば去年あれだけ出没していた熊たちはいまいずこ、とか、MCというより普通に世間話。
17時開演とこの手のイベントにしては早めの時間帯だったのは打ち上げの福岡の食べ物が楽しみすぎて、というのは冗談らしい。夜の早い私的にはウェルカムなんだが。
ただただ力抜いて音に身を浸して委ねる時間。惜しむらくは右耳の閉塞感さえ抜けていれば(まだ治らない)だけど、この際これ以上の贅沢は言わない。
この日の会場までの足はクルマ。当初はバスで行って帰りはタクシーと思っていたのだけど、虫の知らせというやつなのか、会場を似た名称の別の場所と勘違いしていたことに前日になって気づく。何の虫か分からぬが感謝。
永らくイベントにクルマで乗りつけるという発想はなかったけれど、都内と違ってここいらだと場合によってはそれも選択肢の一つかもしれない。終演からほぼ30分で自宅到着。

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