色褪せてゆくお年頃。

日々のぼやき

どちらかと言えば見てくれにはあまり手をかけないまま人生ここまできちゃった感。

それでも時として「このままではいかん!」と発作的にあれこれ弄りだしてみたりする期が2年に1回だか2回だかあったりもする。で、ある程度のところで気が済んだらまたしばらくマンネリから手抜きへと朝の化粧のルーティンもどんどん簡素化していって、またある日ふと目を上げた先の鏡なりガラスなりの向こうの自分の姿に自分で驚いて「なにこれ、このままではいかん!」期に入るという。

で、いま具体的に何がいかんのか、というと、まず髪の毛。ショートのパーマヘアが伸びかかってあちこち跳ねて風呂上りのブロー虚しく言うこと聞いてくれないのもだけど、白髪の量がもはやカラーバター程度でカバーできない増え方をしている。

先月某所にて有名占星術の方に「色を取り込むべき」という託宣うけたのがきっかけでもないけれど、かねてより白髪は白髪で全然よしという考え。むしろ真白いボブヘアに憧れてここまで染めずに育ててきた。でもキレイに全体的に色が抜けてくれるかというと、そうそううまいコトはいかなくて。母親がそうなのだけど80代になっても後ろ半分が中途半端に黒いままだったりするのかもしれない。

今のところは今更染めるという選択は考えていない。この白黒入り交じりの状態でかつ清潔感を損なわないというのは可能なのかというのが課題。

そしてもうひとつ、これまた色問題なのだけど、アイメイクが最近とにかく映えない。これまで気に入って使っていたはずのシャドウが急に発色が悪くなるし、アイライナーもマスカラも、なんだか全然効かなくなってしまった。

手持ちの化粧品がいい加減使い切れないうちに劣化して発色が悪くなったのか?とか最初のうちは思っていたのだけど、だんだんに気がつく。劣化したのは化粧品以前に自分の肌色の方。いわゆるくすみ、そして弛みがいよいよ本格的になった結果ではないか、と。

くすみは下地カラーなりなんなりで補正するとしても、瞼の弛み問題はさてどうしたもんだろう。

リンカーンではないけど、こんな年齢にもなれば自分の顔に責任、というかせめてそれなり自分なりの納得がついてるもんだろうと、昔の自分も思ってた。でも実際には毎朝鏡の中に自分でも違和感を覚えないとも言い切れず。

若いときの状態に戻りたいというのとは違う。いまこの年齢として、これが自分のベストパフォーマンスであるのかというと、やっぱりまだ納得したくない自分がそこにいる気がして。

色々手を加えてみても結局こんなところかと、納得というよりは諦めに近い所でタイムアップ、化粧道具一式を片付ける。

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