そして今月もやっぱり片付かんかったとぼやきながら東京を後にする。
福岡から戻る都度ぎょっとするほど汚れが溜まっている水回りはさすがに帰宅翌日には掃除したけれど(当日は家に着いたのが23時をすぎていた)、あとは毎日の掃除機かけと家族の食事、夫の弁当、猫のごはん、それに不在の間のレシートの打ち込み、以上、といった感じ。2年前はこれにプラスして会社に通勤していたというのに、なんでもっと捗々しくいかないのか。
いや正しく思い出せば通勤していた頃はもっと家の中ぼろぼろだった。結局何十年と足掻いても外で働きながら家の中もキープする家事能力には届かず、すべてが整うのは月の中でほんの数日。あとは汚れや散らかりが溜まっていることにイライラしながらなすすべもなく見て見ぬふりで出かけていたんだった。
外も中もきちんとオーガナイズされた自分、というのが自分にとっては永遠の理想だったけど。何十年とかけて足掻いても上がらなかった処理能力について、その現状は一旦受け入れる。仕事を減らし、ついには会社を退職して、それはそれで以前に比べてではあるけれどかなりマシにはなったと思う。でもなんだろう、もっと根本的なところで相変わらず燻り続けてる片付かない感。
さて水曜以降は営業日に入ったはずなのだけどこの日になるまで車の修理に関してディーラーさんからの連絡がまだ来ていない。今日引き取りに行けるルートに一縷の望みをかけて、空港行のバスの中から営業担当のお兄さんの携帯宛でショートメッセージにて進捗問い合わせ。ちょうど空港で搭乗ゲートを通過したところで折り返しの電話が来て、タイヤの交換はすぐに完了しているが、リアガラスの方はガラス交換だけでなくバックドア内部全体を見た上で修理見積になるため今車体は板金工場にあるということ。結局戻ってくるまでに1ヶ月はかかる可能性があるという話をなんとなく歯切れ悪い感じに。とりあえず金額と修理完了の片方でも見積もり出次第ショートメッセージで構わないから知らせてくださいとお願いして電話を終える。
もうこれは気がつけば自動車あること前提になってしまっている福岡生活の再検証の1ヶ月とするしかない。去年まだ駅前の物件に寝泊りしていた頃に買って引越後はこのあたりがあまりに坂ばかりなものだから全く使っていなかった自転車、いまこそ出番やん。ついでに一向に成果の出てない筋トレ&減量目標達成しちゃおうよ。
とかなんとか、引き続き溢れかえるポリアンナ・シンドローム。でも、話はまだこれでは終わらなくて、さて翌日いざ自転車のスタンドを蹴り出してみれば果たして見事にタイヤの空気が抜けていたというオチ。
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