1月も早や下旬にも入ってから去年の暮からの顛末を書くのもなんだかなとは思うけど。
年の瀬ぎりぎりの健康診断や税理士さんとのアポ、親の病院の送迎やらなんやらのその後に、初めての人とお会いする機会が舞い込んで来たりで、今年もいろいろあったけどそれなりに充実の1年でしたと東京に戻ったその翌日、早速1日調布の借家の庭の片付け。夏には手のつけようもない勢いで草ぼうぼう状態も冬を迎えてようやく退去日までにはなんとかなりそうな希望も見えてきた、と、ここまではいい感じだったのだ。
逆帰省の日は朝から霰模様で空港までのバス待ち時間かなり身体を冷やした自覚はあった。それに比べたら翌日の東京は小春日和なくらいだったのだけど、その日夕方悪寒が来たかと思ったら案の定そこから高熱。年末と正月三が日5日間を潰してひたすら寝て養生。幸い夫と長男には全くうつらなかった。
そんなこんなで引越の準備どころではないまま、熱の下がった2日目にまた福岡に戻って用事を済ませて5日めにはまた東京へとんぼ返り。ここでようやく引越の挨拶で正月に会うはずだった次男と、こちらで永らくお世話になっていた母の友人との予定それぞれリスケ。相変わらず体調はなかなかすっきりしないまま、それでも気がつけば荷物搬出の日は予定通りにやってきて、本当に自分去年から一体何をしていたのかと。
結局手当たり次第福岡まで運んできてとりあえず収納場所だけつくって適当に押し込んでどうにか寝床のスペースを確保。我ながらひどいシゴトだとは思うけど、それでも懸念していたよりはまだマシなような。
それでも猫2匹との移動が無事済んだというだけで上出来ではないだろうかという気がする。駅までの移動中キャリーの中で時々不安げに鳴いてみたり、着いて初日はそれぞれ押し入れとソファの影に引きこもって出てこなかったり夜中に走り回ったりもしたけれど、1日2日と経ってだんだんに新しい場所で落ち着いてきて、数時間の猫だけでの留守番も問題なくクリア。
調布の借家での10年足らずは自分としてもこれまでになく生活を楽しむことができた時期だったと思う。主に私側の都合で環境を変えることになった件はネコに対してもその他ニンゲンの家族に対しても申し訳ない処は感じるけれど、でもたぶんこれが最善の選択で最善の未来につながっているんだと例によってなんの根拠もない確信。具体的にはなんだか?だけど、最善の未来は絶対最善。
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