そして住まいを振り返る。

日々のぼやき

夫退院。短くなるかもと言っていたけれど、最終的には当初の2週間の予定+1日。

さすがに気力体力はこれまでに比べれば低調でも、日常生活の範囲では傍から一見しては不具合もなさげ。利き手手指の動作も本人的には細かくはよくないらしい。

仕事に復帰したときにそれが却って周りからの配慮も薄くなりがちで、何かとしんどいことになるかもなとは思う。当初の思惑通りまだ当分はこちらで働き続けたいのなら自分で主張して会社側と仕事の折り合いをつけていく以外ない。もう還暦過ぎたんだし、一度退職して福岡に行ってもいいのに、とR子さんも言うけどそれも本人の気持ち次第だし。

私も私で退院後のケアよりは引越でのやり残し作業をメインにという態。段ボール2箱追加で福岡に送るも、この1か月なくて不自由のなかったモノばかり。このまま処分してしまうのが最善でも回収日の都合も悪く、置いておいてもそのままにされるだけだし、一旦福岡で使い道を考えよう、と。

こちらの家のスリッパや足ふきマット、引越前そのままで、あんまりな草臥れ具合汚れ具合に見るたび気が滅入るのだけど、買い替えようと言っても渋る夫。自分の住処ではない場所の日用品を強引に買い替えるのもどうかと思うから引き下がるけど。

夫側に言わせると、炊飯器、洗濯機を買わないままでいる私の感覚の方に違和感しかなく、ついでに冷蔵庫も小さすぎ、と。

炊飯器にしろ洗濯機にしろ、もともとは事務所の備品の流用で、家族住みの前提で揃えたモノはない点で違和感があるのだろうけれど、で実際現時点でその事務所仕様の家電でも私自身は別にさほどの不自由もない。

長男が越してきてからも炊飯は毎回1合だけレンジ炊きして都度食べきっている。一人の時は使用していたごはん冷凍保存容器の出番がなくなってしまった。

洗濯機については本来は泥だらけの運動着や介護系の汚れもの別洗い用の小型洗濯機なら1台。これもめいめい入浴時に自分で手洗いした後、これの脱水機能だけ使って室内干しで翌朝にはだいたい乾いている。タオルケットや敷きパッドといった大物の時は実家の洗濯機を借りる。あるいはコインランドリー。

冷蔵庫の容量だけは多少の不自由は感じなくもないけど、大きい容量だとかえってフードロスが増えそうでこれも現状維持。

別の暮らしをする以上はお互い自分のいいようにすればいいとは思うけど、30余年一緒に住んでたというのに何この越え難い感覚の壁。

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