気になる本棚

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誰がために金曜日は黒。【映画】ラストマイル

先週は調布で過ごす。小春日和に恵まれて冬枯れしつつある庭の整理にもようやく着手はしたけども、4泊5日の日程で他に室内の片づけもあるから外での作業も日に2時間もない。こんなんで終わるのか?終わらせねばなのだけど。次回は年末年始に10日ほどまた...
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おもろうてやがてちょっと待て「日本国史」(田中英道)

この本を手に取ったきっかけは、ただ何となくでしかない。上下巻の読後の感想としては少々複雑。縄文・弥生時代に記紀の指す高天原に相当する祭祀国家あって、そこから逆に海路などのルートで南九州へと移動したという説はすごく納得できる。その方が縄文遺跡...
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気くばり以前の自己肯定。西村僚子『気くばりこそ最強の生存戦略である』

1ヶ月も更新さぼってたらその間読み終えた本の備忘録もどんどん溜まる。高校生のとき、NHKのアナウンサーの方の書かれた「気くばりのすすめ」という本がベストセラーになって、両親のどちらかが買ったんだかどこからか回ってきたんだかで家にあったのを読...
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あと少しだけ語りたい「あぶない刑事」7・8。

別にこのシリーズをそこまで好きという訳でもないんだが。最新作と、前作の比較で思ったことの備忘追加。例によってだから何、レベルの話でしかないけども、2016年の第7作である’さらば’と、8年後の’返ってきた’で描かれる「幸福感」の種類がかなり...
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【映画】いまだから「あぶない刑事」(1~8)

小さな綻びのように自分の中の不協和音はじわじわと広がっていて、ある日突然些細な一言であーもうどうだっていいや、と投げやりな気分が一気に充満、というのはよくあることなんだけど。今回も例によって母の一言。年取った親は外タレと思って扱うしかない、...
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ブレイディみかこ「他者の靴を履く」

コロナによる世界的なロックダウンとその直後、というまだ記憶にも新しいはずの情勢がこの書ではリアルタイムで描かれているのだけど、この病気についての世の中の認識も短い間に激変してしまって、そういえばあの頃はそんなだったっけ?と自分も相当に喉元過...
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いまさらだけど、「告白」(町田康)

町田康「告白」感想
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入門宣言【準備学】。

古館伊知郎「伝えるための準備学」ひろのぶと株式会社出版物に関しては東京と福岡では時差が出るということを、すっかり失念していた。発売日が福岡滞在中に当たっていたのでこちらで受け取って読むつもりでいたのに、こっちを出る日時までにすんでのところで...
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【小説】カラーパープル

先月の機内上映でリメイク版の映画見て、これは元の小説の方を一度読んだ方がいいかと文庫本を取り寄せたのだけど、カポーティの「ティファニーで朝食を」と映画作品とのギャップもかすむほど。そもそもにして小説の読者層と映画のターゲット層は別の想定だろ...
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【映画】カラーパープル

今回の行き帰りの機内上映で観た映画。なんで40年近く前の映画を?と思ったら、ミュージカルにしてさらに映画としてリメイクしたのが去年公開されていたということ。これも全く知らなかった。ここのところどんだけ映画情報から遠ざかって生きてるやら。そも...
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