気になる本棚

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あるいは【型】と呼んでみる。坂口恭平「生きのびるための事務」

この本もまた、買ってきてから長いこと本棚に積んだままになっていたのをようやく先日読了。当初本当に一般でいうところの事務の話かと思って手にしたのだけれども、かなり違う概念の内容だった。そもそもあの「0円ハウス」の人だもの、ありきたりの発想であ...
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遠くて近くてまた遠く。

最近観た、のではなく思い出した作品2つ。今記憶にあることをメモしておかないとたぶんもう忘れる。マルジャン・サトラピ「ペルセポリス」(2007)アリ・フォルマン「戦場でワルツを」(2008)自分にしては珍しく劇場まで見に行ったアニメ作品で、な...
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オポジット開運。

YouTubeで流れてきたマドモアゼル愛先生の月星座とファッション開運の関連についての動画、おしゃれでありたいのに実はどうおしゃれしたらいいか分からなくて野暮ったくなるそれが月天秤座、という話になって思いがけないところであ痛たたた…となる。...
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ブンガクからも遠く離れて。

最近、といってもここ2か月くらいの読書録まとめて。Amazonのページを埋め込みしたら絵面の圧がちょっと怖いことになってしまったのでなるべく小さめにしてみる。笙野頼子の著作について書くのに躊躇するのは、最近読めば読むほどに自分の理解が何にも...
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終わる前からもう寂しい。燃え殻『これはただの夏』

雑談で「月の満ち欠けではないけれども、日々楽しみにしていることというのはピークに達した時点で終わりに向かう寂しさが入ってくる」という話を今日された方がいた。夏という季節は他に比べても殊更にそういう感じなのは頷けるし、またそう話した人は北の大...
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熱狂の血脈の土地。ガルシア・マルケス「百年の孤独」

ガルシア・マルケス「百年の孤独」ようやくの読了。半分手前まで読んだあたりで去年9月、自転車で実家からアパートに戻る途中夕立にあって、鞄の中の本もびしょ濡れになってぶよぶよに膨らんでしまった。ようやく乾いて頁がめくれるようになってから、少し読...
ご自愛専一

替靴下の嗜み。深谷かほる「泣きたい日のクスリ」

随分昔のだけど、深谷かほるさんの「泣きたい日のクスリ」という短編アンソロジーに収録されている作品『ハンドバッグにチョコレート』というのがある。ムーミンママのハンドバッグのイメージで奮発して買ったおニューのバッグを下げて意気揚々とデートの待ち...
ご自愛専一

整うも整わぬも。片岡洋次郎「整体。共鳴から始まる 気ウォッチング」

1年少し前から通い始めた整体ジムに相変わらず週1ペースで通い続けている。当初は右肩の違和感で通い始めたのだけれども、1年と数か月経過した現時点で右よりも左肩の方が動かなくなってきた。腰も右にだけ違和感が出てる。肩は遅れてきた五十肩だろうし、...
気になる本棚

そのうちいつか。堀川恵子「透析を止めた日」

書店でもよく平積みになっていて気になってはいてもすぐに手を出そうという気にはなかなかなれなかった1冊。この本が出たのは実母が夏に血液透析を開始してから数か月、それまでの腎不全特有のだるさや息苦しさから解放されて体調もちょうど落ち着いていた頃...
気になる本棚

目指し続ける生活。 森まゆみ「じょっぱりの人 羽仁もと子とその時代」

30代前半のほんの数年間だけ、”友の会”に所属していた時期がある。まず”友の会”を一言で説明すると、明治に創刊されて今も続く家庭雑誌「婦人之友」の読者の会で、全国・海外にも支部があって、地域の「もより」を最小単位班として班活動をしている団体...
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