気になる本棚

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近くて遠いパラレルな過去と自己イメージ。『奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール』

2017年の映画化当時は書店で流れる映画のプロモーションを横目にスルー。「奥田民生」という固有名詞のアイコン化がとにかくすごいなと記憶していた作品。今になってようやく一通りを観てみて、筋としては当初のタイトルで想像ついた通りの展開。あの震災...
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わからない、でもわかりみしかない。いとうせいこう『日々是植物』

東京新聞の夕刊に連載されているそうなのだが、新聞なるもの自体購読しなくなって久しい。この度書籍にまとめられたとインスタ広告で知ったという、マガジンハウスのような大手で出版する、それなりに著名な人の本をインスタの広告で知ることになるとは。新聞...
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たぶん旅の星の人。田所敦嗣『スローシャッター』

若いうちにやり損ねたと悔やむことの一つに「バックパッカー」がある。30代から40代、コドモが自立した日にはなんもかんも放り出して50代にしてバガボンドと洒落込みたい、などと嘯いていた時期もあった。実際にはそうはならないまま、今、50代の終焉...
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あるいは【型】と呼んでみる。坂口恭平「生きのびるための事務」

この本もまた、買ってきてから長いこと本棚に積んだままになっていたのをようやく先日読了。当初本当に一般でいうところの事務の話かと思って手にしたのだけれども、かなり違う概念の内容だった。そもそもあの「0円ハウス」の人だもの、ありきたりの発想であ...
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遠くて近くてまた遠く。

最近観た、のではなく思い出した作品2つ。今記憶にあることをメモしておかないとたぶんもう忘れる。マルジャン・サトラピ「ペルセポリス」(2007)アリ・フォルマン「戦場でワルツを」(2008)自分にしては珍しく劇場まで見に行ったアニメ作品で、な...
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オポジット開運。

YouTubeで流れてきたマドモアゼル愛先生の月星座とファッション開運の関連についての動画、おしゃれでありたいのに実はどうおしゃれしたらいいか分からなくて野暮ったくなるそれが月天秤座、という話になって思いがけないところであ痛たたた…となる。...
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ブンガクからも遠く離れて。

最近、といってもここ2か月くらいの読書録まとめて。Amazonのページを埋め込みしたら絵面の圧がちょっと怖いことになってしまったのでなるべく小さめにしてみる。笙野頼子の著作について書くのに躊躇するのは、最近読めば読むほどに自分の理解が何にも...
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終わる前からもう寂しい。燃え殻『これはただの夏』

雑談で「月の満ち欠けではないけれども、日々楽しみにしていることというのはピークに達した時点で終わりに向かう寂しさが入ってくる」という話を今日された方がいた。夏という季節は他に比べても殊更にそういう感じなのは頷けるし、またそう話した人は北の大...
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熱狂の血脈の土地。ガルシア・マルケス「百年の孤独」

ガルシア・マルケス「百年の孤独」ようやくの読了。半分手前まで読んだあたりで去年9月、自転車で実家からアパートに戻る途中夕立にあって、鞄の中の本もびしょ濡れになってぶよぶよに膨らんでしまった。ようやく乾いて頁がめくれるようになってから、少し読...
ご自愛専一

替靴下の嗜み。深谷かほる「泣きたい日のクスリ」

随分昔のだけど、深谷かほるさんの「泣きたい日のクスリ」という短編アンソロジーに収録されている作品『ハンドバッグにチョコレート』というのがある。ムーミンママのハンドバッグのイメージで奮発して買ったおニューのバッグを下げて意気揚々とデートの待ち...
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