気になる本棚

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ブレイディみかこ「他者の靴を履く」

コロナによる世界的なロックダウンとその直後、というまだ記憶にも新しいはずの情勢がこの書ではリアルタイムで描かれているのだけど、この病気についての世の中の認識も短い間に激変してしまって、そういえばあの頃はそんなだったっけ?と自分も相当に喉元過...
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いまさらだけど、「告白」(町田康)

町田康「告白」感想
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入門宣言【準備学】。

古館伊知郎「伝えるための準備学」ひろのぶと株式会社 出版物に関しては東京と福岡では時差が出るということを、すっかり失念していた。発売日が福岡滞在中に当たっていたのでこちらで受け取って読むつもりでいたのに、こっちを出る日時までにすんでのところ...
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【小説】カラーパープル

先月の機内上映でリメイク版の映画見て、これは元の小説の方を一度読んだ方がいいかと文庫本を取り寄せたのだけど、カポーティの「ティファニーで朝食を」と映画作品とのギャップもかすむほど。そもそもにして小説の読者層と映画のターゲット層は別の想定だろ...
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【映画】カラーパープル

今回の行き帰りの機内上映で観た映画。なんで40年近く前の映画を?と思ったら、ミュージカルにしてさらに映画としてリメイクしたのが去年公開されていたということ。これも全く知らなかった。ここのところどんだけ映画情報から遠ざかって生きてるやら。 そ...
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連休の備忘。

連休振り返り、といっても今年特別何かしたということでもないし、そもそも勤め人でもなくなった今、連休も何も、という感はあるけれど。 さすがに1日おきの歌舞伎見物は調子こいたかなという気はする。どの日もお天気は比較的よかったので前日キモノで出か...
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日常に紛れ込む神。

「海の仙人」「雉始雊」 絲山秋子さんの作品は単行本化している分はすでに一通り読んだつもりでいたし、当然この作品もかなり前に読んだはずなのに。 困ったことに、最近記憶の欠落激しすぎ。 読みながら所々に既視感もあるのだけど、結局ほとんど初見のよ...
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令和の陰陽師のような。

春分の日なんで新幹線に乗っていたのかと、その日大阪で開催された一華五葉さんのノート術の出版記念講演会(最終直伝講座第1回め)とその後の食事会に参加のため。 一華五葉さんについて 一華さんの毎朝7時からのYouTubeライブ「人生好転朝活」に...
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いろいろ遠くはなりにけり、だが何も変わらない。

春分の日は全国的に大荒れの天気の中、博多から新大阪へ新幹線移動。 毎月東京福岡間の移動をもう何年も続けているけれども専ら飛行機ばかりで、新幹線は本当に何年振りなのか思い出せないくらいの久しぶり。博多駅の構内もびっくりするくらいにキレイになっ...
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ここから始まってここへ帰ってまたその先は。

梅原猛作、1986年新橋演舞場初演。 スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」 主人公小碓命は父帝に命じられて兄橘姫、弟橘姫を帝に献上せず兄橘姫を自分の妻として出仕しない双子の兄大碓命を訪ねていくが、現皇后が自分の子を日嗣の皇子とするために自分たち兄...
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