遊びをせんとや

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ちまようぺりかん。

10月の歌舞伎座、昼の部の「権蔵と助十」は未見だし、夜は好物の泉鏡花「婦系図」。演目発表の時点では久しぶりに両方行くつもりであったのだけど、チケット発売日を失念したまま1週間。 これまでも発売開始から1,2時間経ってから思い出して慌ててとい...
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秀山祭九月大歌舞伎

夜の部と散々迷って今月は昼の部。 摂州合邦辻 合邦庵室の場 年若い義理母に迫られて困惑する俊徳丸の配役は、立役から女形まで器用になんでもこなせる愛之助さんももちろんいいんだけど、まだ今なら線の細さを残す染五郎くんで観たかったような気も。菊之...
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八月納涼歌舞伎三部「狐火」

久々の三部制。今年は一部も二部も見たい演目&配役ではあったのだけど、体力とスケジュールの兼ね合いで新作の第三部に絞る。 狐花(きつねばな) 葉不見冥府路行(はもみずにあのよのみちゆき) 原作脚本:京極夏彦 演出:今井豊茂 書き下ろし新作の初...
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【映画】90歳。何がめでたい

今回も他人チョイスの作品へのおつきあい。先月「ディア・ファミリー」を観て以来ららぽーとTOHOシネマのシートが気に入ってしまった母は昔からの佐藤愛子さんのエッセイのファンでもあり、こちらの映画もまたあの椅子で観たいと言うことで、手術から2週...
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七月大歌舞伎夜の部。

今月は昼が團十郎「星合世十三團」、夜は高麗屋三代出演「裏表太閤記」。「裏表~」は三代目猿之助の初演以来四十八年目の再演、「星合~」も令和元年の團十郎襲名公演が初演と新作の域。前者はもちろん後者についても三代目猿之助四十八撰を思わせる作品、と...
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【映画】ディア・ファミリー

母とR子さんを連れてららぽーと大吉寿司でお昼。この日に実家に入った掃除業者さんの作業終了まで外で時間をつぶすのにちょうど上映時間があったので食後に4階のシネコンで見てきた。2月に以前の職場の先輩につきあって観た「PERFECT DAYS」同...
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六月博多座大歌舞伎

春先に演目が公開になった時点では、6月は三越劇場の新派公演と、歌舞伎座の昼夜、博多座昼夜と全部観る気でいたのだけれども。結果チケット発売時点では新派と歌舞伎座博多座夜を諦めた。今の自分を冷静に見て、そこまで観劇にかける体力というか財力という...
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六月大歌舞伎萬屋襲名公演昼の部

六月大歌舞伎は萬屋萬壽時蔵梅枝の三代同時襲名公演。先月以上に席はしっかり埋まっているんだけど、開演前の話声の引きも早めで全般に観劇マナーがいつもよりもいい。客層がいい意味で落ち着いている風情な気がした。 上州土産百両首 昭和八年(1933年...
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團菊祭五月大歌舞伎夜の部

伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ) 御殿 床下 奈河亀輔作、1777年大阪嵐七三郎座初演。 そもそもの題材である伊達騒動は放蕩三昧から改まることのなかった三代目伊達藩主伊達綱宗が1660年強制隠居となって2歳の亀千代が4代藩主となったことに...
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歌舞伎町大歌舞伎

職安通りを挟んでその徒歩圏に20年住んだ身としてはSNSで「劇場までの道の治安が」などと散見するのにはちょっと大げさな、という気がしてしまうのだけど。そんな界隈から自分も引越してしまって早いものでもう10年も経つし、そこからさらに悪化してい...
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