

ベランダのムクゲが咲き始めた。今年2月ごろに調布の借家の庭に地植えしてたのを引っこ抜いて枝切り詰めて鉢植えにして運んできたやつ。花は小ぶりでも蕾の数だけなら例年より多いくらい。他にもクワズイモが花をつけていたり、意外と半日蔭の借家の庭よりも鉄筋ビル4階のここのベランダの環境が合っているのか。
鶏ささみを塩麴に漬けてから蒸したのは年中季節問わず作り置きしてるけど、今月に入ってからは胡瓜とトマトも冷蔵庫に欠かさず毎日飽きもせず食べ続ける。さらに揚げ茄子のピリ辛タレ浸しが常備菜に加わるといよいよ夏仕様。
揚げ茄子のレシピを教えてくれた近所のママ友?は自分より5つくらい年上で、逆にお子さんは自分の下の子より5つくらい下。料理も整理整頓もとにかく上手な方で、結婚してからの主婦歴だけでいえば自分の方が長いくらいなのに、すべてにおいて教えてもらうことばかりだった。ご主人の会社の社宅の縮小に伴って引越していかれてその後は知らない。以来かれこれ四半世紀くらい経過しちゃったのだけどお元気にしていらっしゃるだろうか。夏にこのレシピ作る度にふと思い出す。
息子たち2人がまだ小学生だったあの頃の自分のこと、振り返っておくべきかという気もするんだけども、性格柄過ぎてしまったことにはなんとなく気持ちが向かない。これからもこうしてやり散らかしのままに生きていくんだろうけど、やり散らかしなりに自分の納得のいくものになってくれれば。
四半世紀経過の今も自分の家事スキルはたぶん当時の彼女の足元にも及ばないままではあるのだけど、食材買ってきてダメにしないうちになんとか消費できるようになり、家の片付けも小一時間もあればリカバリできるようになった(ただし家族の同居する調布の借家でなく現時点一人住まいの福岡の部屋に限定)というそれだけでも自分にしては一つの到達点。志があまりにも低すぎという気もするが、それでもここまで来るのに自分にはこれだけかかってたどり着いたたのだから、まずそこを自分が自分で評価せずして誰が評価してくれるのよ、と。
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