着たい服迷子の年ごろふたたび。

日々のぼやき

通勤しなくなってすぐ、シャツに袖を通すことが激減した分カットソーの出番急増。出かける予定がない日はボトムスも猫の毛や庭の作業どんとこいなジーンズやチノパンばかりのここ1年。

特にここ数年は毎月都度着替えを持参するのも荷物になるので、少々くたびれてきたものの何となくまだ処分する踏ん切りがつかない服を福岡に置きっぱなしにしておいていた。次第に東京と福岡の滞在日数が半々からやや福岡寄りになってきた時点で、「このままでいいのか私のワードローブ問題」が自分の中で急浮上する。

会社勤めほどの緊張感、と言っても実は私の居た職場はオフィスカジュアルの範疇であればとやかくもなくそういう意味ではかなり緩めではあったんだけど、そこまで気をつけることもないとは言っても最近はちょっと普段着というより部屋着寄りになりすぎてる気がして、どうもこのままではよろしくないのではという気がしてしかたない。

以前だったら自分に似合うのかどうかも二の次で着たい服のイメージが急に降りてきたりしてたし、他の手持ちで代用できたとしても「服は出会い!」とかなんとか言いながら衝動を押し切る形で買ってしまってたんだけども。そもそものセンスが微妙であるがため着ているうちに自分でも「あれ?私何がしたかったんだっけ?」みたいなコレクションが出来上がっているという。

で、これからを理詰めで考えるのならオフィスカジュアルとカジュアルの間の辺りが妥当な着地点?とは想定してみるものの、それって具体的にどういう服なのかまだイメージもさっぱりつかめない。でも明確なのはどんな服をきたらいいか以前に、くたびれすぎた服はまだ着れそうに思えても着るべきではないという、たぶん当たり前のこと。ただでさえ中のヒトがくたびれてるのにそんな服着た日にはくたびれオーラの相乗効果となること間違いなしで、それはさすがに自分の目指している処ではない。

という訳で、ここまで持ち越してきた服のうち、カットソー2着、セーター1着、スカート1着、靴下1足その他下着2着を今月の福岡滞在期間にようやく処分。来月来るときにまたくたびれていない服をこちらに移動させよう。

しばらくは極力新規には服は買わないつもり。

ひとつには前述のように着たい服のイメージが具体的に降りてこないというのが理由なのだけど、もうひとつには毎日違う服でなくてはならない呪縛が消えて、最低限次の日の着替えさえ確保できればよくなると必要アイテム数が一気に減ってしまったのだ。

こっちの寝泊り処には本来別洗いしたいものだけ洗うような小さい2層式の洗濯機のみ置いている。一人分だけなので、洗濯自体は毎日お風呂の時にその日着たものを風呂場で手洗いして、脱水だけその洗濯機にかけて、すぐに部屋干ししておいたら季節問わず朝にはほとんどすっきり乾いている。つまりその日着る分と着替えが各1着ずつあればどうにかなるので、さすがにくたびれた感の出てきたモノを多少処分したところでまだ現時点余裕がある状態に。

出費予算がないということで結構なことではないかとも思う反面、それもなんかちょっと面白くないような気分になっているのはなぜ。

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