読了備忘。
山口晃「すずしろ日記 四」
先日の「ヒゲのガハクごはん帖」と一緒にUPしたらよかった。三巻から七年ぶりの四巻で、そもそも出てることに1年間気がついてなかった本。内容も時期的に「ごはん帖」に書かれている頃と対をなしていて対比しておもしろい。特に五輪のアートポスターについては、世の中への自身のスタンスと職業としての表現の落し処への逡巡の読み応え。


宮島未奈「成瀬は信じた道をいく」
すでに3巻めで完結しているシリーズではあるのだけど、特に意味もないけど2巻め3巻めは文庫で出てから続きを読もうと敢えて保留にしていたら、これも先月に2巻が文庫になっていた。
一風変わった主人公を振り回されている周りの他者視線で描いていくという構造の小説。逆に主人公目線で書いたら絶対に事故るしかないというか。あくまでも純粋にまっすぐ我がを行く主人公の魅力をどれだけ引き出すかがその周りの人たちの愛情なのだけど、その愛情を引き出すに値する主人公の人物造形がとにかく秀逸。
以上、今回は簡単に。「すずしろ」も次回が何年後かもわからない。「成瀬」の3巻もやっぱりまた文庫が出るくらいのタイミングまで寝かしておこうくらいに思う。昔から本はあんまり「旬」を意識しては読まないタイプ。
層でなくとも読みかけの本がまだ何冊かそこいらで待機中の状態。同時進行で読むのも読み始めて途中で間を空けるのもやめにしたいのだけれども、諸々の事情で何かとつい渋滞しがち。そしていい加減途中積読を片付けようと思い立った時に限って、次から次に情報が入ってきて読みたいリストがずるずると増える。
さらになんでなのか、何を読んでいてもやたら強烈な眠気がきてさっぱり進まない今日この頃。諦めて寝たら寝たで疲れるパターンの夢を見ることが多い。時間までに戻りたい場所があるのにどのルートを回ろうとしても目的地から乖離するとか、アクセル踏んでも踏んでも速度が上がらないとか。
昨日は週1の整体の日だったのだけど、この日は特に、施術前も施術中も施術後も頭がぼんやり。来月もまたよろしくお願いいたしますと挨拶しながら外へ出て、クルマまで行きつく前にスマホの自身速報がっけたたましく鳴り出す。とりあえず運転席に座ったらしばらく車体がしばらく左右にゆさゆさと揺れ続けていた。
大した揺れでもなしと近くのスーパーに寄って帰る。熊本の方はなかなかに大変だった様子を後からTVで知った。


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